重要(2017/06/21)
エフセキュア プロテクション サービス ビジネス マイクロソフトの累積的な更新プログラムとソフトウェアアップデータによる個別パッチの同時適用が引き起こす問題について(恒久対応)
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2017年6月16日にご案内いたしましたソフトウェアアップデータを使用して
Windows 10 にマイクロソフトの差分パッチや累積パッチを続けて適用した際に
発生する問題の恒久対策についてお知らせします。
■問題
以下の条件を全て満たした場合に、「INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE」という
メッセージと共に、ブルースクリーンが発生することを確認しています。
・Windows 10 で PSB ワークステーション Ver. 12.x を利用している
・Microsoft Update による「累積的な更新プログラム」の適用と、PSB の
ソフトウェアアップデータによる、その「累積的な更新プログラム」に
含まれるパッチの適用を同時に(再起動を挟まずに)行う。
■恒久対応
日本時間2017年6月16日にソフトウェアアップデーターが参照する弊社
バックエンドシステムにて修正を行いました。
お客様側でのホットフィックス適用は不要です。
また、追加の作業は不要です。
■前回ご案内した回避方法について
恒久対策が行われましたので、前回ご案内いたしました以下の回避方法は不要です。
前回ご案内した回避方法:ソフトウェアアップデータによる自動更新をオフにしてください。
なお、ソフトウェアアップデータによる自動更新をオフにしてある場合は、
オンに設定を戻してください。
※操作の際は、「SPCSポータル管理者ガイド」の「11.7.8 ソフトウェアアップデーター」項が
参考になります。「SPCSポータル管理者ガイド」は、以下のリンクよりダウンロード可能です。
SPCSポータル管理者ガイド ダウンロードリンク
■注意
弊社のソフトウェアアップデーターを使用した際の本事象は修正されましたが、
今回の問題は、再起動せずに差分パッチや累積パッチを続けて適用したことが原因です。
このため、弊社のソフトウェアアップデーターを使用しないで、
他の方法 (例えば、他社製品や手動)により、必要な再起動を行わないで
差分パッチや累積パッチを続けて適用した場合でも、同様の問題が発生することに
なりますので、パッチ適用の際にはご注意ください。
本件につきまして、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。